ESP32-WROOM-32EでMicroPythonを使い開発(モジュール編)

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ESP32-WROOM-32Eで"import"できそうなモジュール一覧を貼り付けて置こう。
このページは、
MicroPython ドキュメンテーションより一部抜粋して作成しています。
MicroPythonの用語集はこちらです。

インポートできるモジュール一覧

ここのページでは、ESP8226と異なるESP32独自のモジュールのみ記載して置きます。
尚、その他のモジュールはESP8266の[モジュール編]を参照ください。

esp】--- ESP8266とESP32に関連する関数
 このモジュールは、ESP8266 と ESP32 の両方のモジュールに関連する固有の機能を提供します。

help(esp)

esp32】--- EDS32 に固有の機能
 このモジュールは、ESP32 モジュールに固有の制御を目的とした関数とクラスが含まれています。

help(esp32)
"RMT" 関連は[色々編]を見ましょう。
"wake_on_xxxxx"関連は[色々編]の”ライトスリープ”の項を見ましょう。

micropython】--- MicroPython 内部のアクセスと制御
 コンパイル時(実行時)の最適化や現在使っているメモリに関する情報等を行う。
    from micropython import const

    _TIMEOUT = const(100)
    _STATE = const(1 >> 4)
    CONST_Y = const(2 * CONST_X + 1)

  宣言されているモジュールの外部からグローバル変数としてアクセス可能です。
  一方、定数名がアンダースコアで始まっていれば不可視となり、グローバル変数として利用でくなくなり、
  実行中のメモリを消費しません。

  現在使っているメモリに関する情報を表示する場合
  >>> import micropython
  >>> micropython.mem_info()
  stack: 720 out of 15360
  GC: total: 111168, used: 3184, free: 107984
   No. of 1-blocks: 43, 2-blocks: 14, max blk sz: 18, max free sz: 6660
  >>>
machine】--- ハードウェア関連の関数
 特定のボード上のハードウェアに関連する固有の関数を含んでいます。
 システム上のハードウェアブロック(CPU/タイマー/バス等)への直接的なアクセスと制御を実現します。
 誤って使用すると、誤動作、ロックアップ、ボードのクラッシュ、及び極端な場合にはハードウェアの
 損傷を招く可能性があります。

help(machine)
"freq"/"lightsleep"/"deepsleep"/"RTC"/関連は[色々編]
"time_pulse_us"/"Pin"/"PWM"/"ADC"/"DAC"/"TouchPad"関連は[GPIO編]
"UART"/"I2C"/"SPI"関連は[通信編]を見ましょう。
ESP8266で[ファイル編]の”SDカード”の項で"sdcard.py"を別途ダウンロードして使ったが、
このESP32では最初から"SDCard"モジュールがある様です。
"SDCard"の話はここを参照しましょう。

usys】--- システム固有関数
 インタープリタによって使用又は管理されている変数や、インタプリタと強く対話する関数への
 アクセスを提供します。常に利用可能です。

ヘルプ(usys)

ubluetooth】--- 低レベル Bluetooth
 このモジュールは、ボード上の Bluetooth コントローラーへのインターフェースを提供します。
 現在、このモジュールは Bluetooth Low Energy(BLE)をサポートしています。
 "ブルートゥース"関連は[BLE編1]を見ましょう。
 注)このモジュールはまだ開発中であり、そのクラス、関数、メソッド、定数は変更される可能性が
 あります。




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