PICに書き込む方法
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ここではPICkit3と12F675を使用した例で書き込み方法を紹介して行きます。
(MPLABのプロジェクトではPIC 12F675が選択されているものとします)
《PICとMPLABの接続》
@PIC書込み自作ソケットに12F675をセットしてPICkit3に接続し、
PICkit3をUSBケーブルにてパソコンへ接続します。
(自作ソケットの作り方はこちら)
(ブレッドボードを利用して書込む方法はこちら)
(秋月電子の「Pickit対応ICSP書き込みアダプターキット」を使いたい人はこちらから購入して下さい。)
Aメニューバーの「Programmer」 → 「SelectProgrammer」 → 「5 PICkit3」をマウスでクリックします。
PICkit3と通信が始まります。
通常はAの操作は1回だけなので、PICkit3を接続すると通信が始まります。
B上図[Output]ウインドウ画面の様にエラーが出た場合は以下の操作を行って下さい。
エラーがない場合はEからの操作へ進みます。
Cメニューバーの「Programmer」 → 「Settings...」をマウスでクリックします。
[PicKit3 Settings]のウインドウ画面が表示されます。
D「Power」のタブをクリックして上図画面を表示させます。
"Power target circuit from PICkit3"の項目にチェックを入れます、
[適用(A)]をクリックし[OK]をクリックします。
下図の[Voltage Caution]画面が表示されます。
Eここはこのまま[OK]をクリックします。
PICに5Vの電源を流すかの確認ウインドウ画面です。
[Output]ウインドウ画面に、"Device ID Revision = 0000000b"が表示されたらPIC12F675と接続OKです。
(もちろん、PICの物によって"0000000b"の番号は変わりますよ、念の為に!)
《PICのメモリ情報を読込んでみる》
@ツールバーの「Read」赤枠部分のアイコンをマウスでクリックします。
(このアイコンはPICと接続が完了すると表示されます)
PICと通信が始まります。
[Output]ウインドウ画面に、"Read Complete"が表示されればOKです。
Aメニューバーの「View」 → 「Program Memory」をマウスでクリックします。
下図のウインドウ画面が表示されます。
B画面左下の"Opcode Hex"タブをクリックして下さい。
これは12F675のプログラムメモリー内容を表示させたものですが、
まだ書き込んでいないので空(3FFF)の状態です。
最後の番地3FFを見て下さい、データが既に書き込まれています(この例では3458)
これは12F675のみで、内部周波数4MHzを使用する場合の周波数微調整用データらしいです、
もちろん各12F675によってデータ数値内容は異なるので、この数値はメモしておいた方が良いです、
後で消してしまった場合に設定できるように。
(尚、この周波数微調整用データは12F675/629のみで、他のPICは無いので3FFFのままです、念の為)
《PICにプログラムを書込む》
コンパイルしたプログラムをPIC12F675に書き込む方法です。
@ツールバーの「Program」赤枠部分をマウスでクリックします。
下図の確認ウインドウ画面が表示されます
Aここはこのまま[OK]をクリックします。
PICと通信が始まります。
[Output]ウインドウ画面に、"Programming/Verify complete"が表示されればOKです。
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