Atmel StudioでArduinoのスケッチをコンパイルして見る

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このページではAVR開発が目的ではなく、あくまでArduinoの開発として"Atmel Studio"を利用する為の
方法です、Arduino M0 Pro(Zero Pro)のスケッチをコンパイルして見ます。
尚、ここでの記事は"Windows 7"での内容です。

前ページ "Atmel Studio"と"Arduino For Atmel Studio "はインストールと設定を済ませている
ものとして書いています。


@ ”Atmel Studio”を起動させます。
  メニューバーの[File]→[New]→[Project...]を順番にクリックします。

NewProject画面
"Arduino Sketch(32bit Due or Zero)"を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

A しばらく待ちま〜す。寝てしまわない様に!!

AtmelStudio画面1
右に有る「SolutionExplore」ウインドウの"Sketch1.ino"をダブルクリックします。
するとぉ、何処かで見た様なスケッチ画面が表示されますね〜。

B ”Atmel Studio”の右側上のツールバーを見ましょう。

AtmelStudio画面2   左図の如く、
  デバイスが異なっているので変更です、
  [ATSAM3X8E]アイコンをクリックします。

C "ATSAM3X8E"からArduino M0 Proなので"ATSAMD21G18A"に変更です。

AtmelStudio画面3
[Change Device...]ボタンをクリックします。

AtmelStudio画面4
(A)部を操作し、"SAM D,32-bit"を選択します、
(B)部を操作し、"All Parts"を選択します、
表示された一覧から"ATSAMD21G18A"を選び[OK]ボタンをクリックします。

AtmelStudio画面5   デバイスが変更されたら一旦保存しましょう。

  これで準備完了です!


ですがぁ....、気になる所がぁ....

AtmelStudio画面6
Toolchain」タブをクリックして見て下さい、上の様な画面が表示されます。
そこで、"ARM/GNU Linker"を選択すると、右画面に表示される内容が.....

"-Tsam3x8e_flash.ld"ってなっているのですよねぇ、「Arduino 1.7.0」で行った時にコンパイルエラーに
なったので、"Miscellaneous"の項で"samd21g18a_flash.ld"に変えたらOKにはなったがぁ....
「Arduino 1.5.8.3/1.7.4」で行った時は変えなくてもOKだったのですよねぇ....
よく解りません!! <(`^´)>
一応、このまま変えずに進みましょう。!


D スケッチを準備するのですが、”Arduino IDE”のBlink.inoをコピペーしました。

AtmelStudio画面7
こんな感じです。

E ”Atmel Studio”メニューバーの[Build]→[Build Solution]を順番にクリックします。

AtmelStudio画面8
コンパイルが開始され、こんな感じに表示されて完了です。


後は、Arduinoボードに書込むなり、デバッグ操作するなり、を行うのですがぁ.....


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