CircuitPythonのエディタ(Mu-導入編)

[基本編]   〔Seeeduino XIAOの使い方に戻る〕


"Seeeduino XIAO"でCircuitPythonを利用してプログラムを書くのに通常の"TeraPad"等のエディタでも
良いのだがぁ私はPythonを記述するのに長けていないので少々苦痛である。
なので前回XBeeの"MicroPython"で使った"pycharm"エディタを利用しようとしたがぁ、

 「どうもぉ、CircuitPythonがpycharmで機能する様には設計されていないらしい、
  pycharmを使った場合の、機能が制限されている回避策のページはある様だがぁ..」
でぇ、
 「Muは私たちが推奨するエディタですそれを使用してください、
  (あなたがすでにお気に入りのエディタを持っている経験豊富なプログラマーでない限り!)」
とも記載がある。
なのでぇ、"pycharm"エディタが経験豊富でない私はアッサリ"Mu"エディタを使う事にした。

《Muのインストール》

"Mu"エディタは、micro:bit用MicroPython専用エディタとして作られました。
こちらにmicro:bitのMuエディタ利用のチュートリアルのページが日本語であります。
又、こちらは株式会社アーテックのPDF:”Mu エディタ取扱説明書(Studuino:bit用)”があります。

先ずは、こちらからダウンロードしてインストルしましょう。
ディスクトップにはアイコンが作成されませんので必要ならリンクを引き出しましょう。

《Muの起動》

@ Muを動作させると下の「モードの選択」ウィンドウが表示されます(初回のみ)。

Mu起動画面
"Adafruit CircuitPython"を選び[OK]をクリックします。
モード”アイコンで「モードの選択」ウィンドウが表示できます。

A 下記警告ウィンドウが表示さるでしょう。

警告画面
なのでMuを動作させる前に"Seeeduino XIAO"をUSBでPCに接続を行って置きましょう。

※ "Mu"エディタを利用する場合は、"Seeeduino XIAO"にCircuitPythonのインストールを行っていないと
  使用できません。

B ”開く”アイコンを押してみましょう。

開く画面
"Seeeduino XIAO"の"CIRCUITPY(?)"のフォルダー内容が表示されたと思います。
"main.py"は[基本編]で書き込みましたね。

  ”保存”   :編集したファイルが"Seeeduino XIAO"に書き込まれ実行されます。
  ”シリアル” :シリアル通信が出来てREPLを使用できるらしいが動作しない。
  ”プロッター”:XIAOから送られてくるデータをグラフ表示するらしいが動作しない。
  ”チェック” :構文のチェックが出来ます。

チェック画面
こんな感じです。

《シリアル通信でREPL》

"Mu"エディタの”シリアル”が動作しないので「TeraTerm」ターミナルエミュレーターで行ってみた。

@ "Seeeduino XIAO"をUSB Type-CケーブルでPCに差し込みます。

A 「TeraTerm」を起動させます。

「TeraTerm」初期画面
”シリアル(E)”を選択して、USBシリアルデバイス用COMポートを選ぶ。
(注意は、XIAOのデバイスドライバーをインストールした時のCOMポートとは異なる様である)

B デフォルトの9600bpsでも動作しますが115200bpsにボーレートを変更した方が良いでしょう。

C [CTRL]+[C]でREPLモードに入り、[CTRL]+[D]で終了です。
  REPLモード中はプログラムの実行は停止されます。

「TeraTerm」画面
こんな感じです。
REPLの操作方法は前回XBee時の操作を参照しましょう。
(但し、"MicroPython"での説明となります。)

こちらにAdafruitのCircuitPythonでのREPLページ(英語)が有ります参考にはなるでしょう。

《CircuitPythonのコアモジュール》

"Seeeduino XIAO"に書き込まれている使用可能なコアモジュールを見てみましょう。

コアモジュール一覧
CircuitPythonのコアモジュールについては、こちら(英語)のAdafruitを参考にしてください。
又、こちらこちらのモジュール一覧(英語)も参考にしてください。

help(builtins)の一覧
builtinsはこちらを参照しましょう。
「スペース上の理由から、これらの関数とタイプのすべてが
すべてのCircuitPythonポートでオンになっているわけではありません。」

help(collections)の一覧
collectionsはこちらを参照しましょう。
mathはこちらを参照しましょう。





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