スイッチの入/切でLEDを点灯させます

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タクトスイッチを配線してボードに付属(搭載)の13番ピン接続LEDを点灯させます。

@まずは、下記図画面の様に配線しましょう。
 スイッチはデジタルの2番ピンに配線されています。

SWtoLED1

Aarduinoボード(Arduino Duemilanove 328)はUSBケーブルで接続して、arduino IDEを起動させます。

BIDEに下記のスケッチプログラムをコピーペーストして貼り付けて下さい。
 スケッチをダウンロードしたい方はこちら
 ダウンロードスケッチの保存先と開き方はこちらを参照下さい。
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void setup() {
     pinMode(2,INPUT) ;    //スイッチに接続ピンをデジタル入力に設定
     pinMode(13,OUTPUT) ;  //LEDに接続ピンをデジタル出力に設定
}
void loop() {
     if (digitalRead(2) == HIGH) {     //スイッチの状態を調べる
          digitalWrite(13,HIGH) ;      //スイッチが押されているならLEDを点灯
     } else {
          digitalWrite(13,LOW) ;       //スイッチが押されていないならLEDを消灯
     }
}
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CIDEツールバーの赤枠部分「Upload」ボタンをクリックしてコンパイルとarduinoボードに書込みを行います。

upload

D正常終了後、タクトスイッチを押してみて下さい、LEDが点灯すると思います。

《やさしく解説》

タクトスイッチについて

SWtoLED2

 タクトスイッチは4本のリード線(端子)が出ていますが、
 写真の様に足が出ている側面の方向同し(3と4)がボタンを押した場合につながります。

 押していない状態では(1と3)(2と4)同しがつながっています。
 (1と2)または(3と4)はつながっていない。

 押したら早い話全て(1,2,3,4)つながります。
 ですが通常は、(1と2)か(3と4)に配線します。

回路について

SWtoLED3

 スイッチが押されていない場合、
 2番ピンは抵抗を介してボードのGNDと接続されています。
 だから2番ピンはLOW(0V)、スイッチ切りです。

 もし抵抗がなかった場合は2番ピンが何処にも接続されないので、
 値のLOW/HIGHが不安定となり誤動作の元です、
 必ず抵抗を付けましょう。この抵抗の事を「プルダウン抵抗」と言います。

SWtoLED4

 スイッチが押されている場合、
 2番ピンはボードの5Vと接続されています。
 だから2番ピンはHIGH(5V)、スイッチ入りです。


 スイッチの話はこちらも参考にして下さい。


スケッチについて

pinMode(pin,mode)
 接続したピンはデジタルの入力か出力かを指定します。
 pin :設定したいピンの番号
 mode:INPUT (デジタル入力に設定:2番ピン)
    OUTPUT(デジタル出力に設定:13番ピン)

digitalRead(pin)
 指定したピン(2番ピン)よりHIGHかLOWを読み込みます。

digitalWrite(pin,mode)
 指定したピン(13番ピン)へHIGH(5V)かLOW(0V)を出力します。
 "digitalWrite(13,HIGH)"なら13番ピンから5Vが出力さてLEDが点灯します。


※ ボード搭載の13番ピン接続LEDではなく普通のLEDを接続して実験を行いたい人は、
  こちらを参考にして下さい。




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